あふとfenrirの連携
あふとfenrirを連携して使う方法を模索している。
あふにおいて、目的のファイルを見つけ、そこにジャンプする方法としてCTRLと英数字を組み合わせての頭文字ジャンプを使うやりかたがある。たとえば、CTRL+Aによって、頭文字がAのファイルに順にカーソルが移動するというものだ。しかし、これだとCTRLを用いたキーカスタマイズがすべて埋まることになる。
これを克服する方法としてCraftLaunchによるステップインとステップアウトを用いる方法があるのだが、以前試したときにしっくりといかず、結局デフォルトの、CTRLを使った方法をずっと続けていた。
おそらく、CraftLaunchの設定をいじればもっとしっくりといくようになるのだろうが、私はfenrirを使う方法をしばらく試していた。fenrirのほうが、自分にとってなじみがあったというのが大きい。その方法を記す。ちなみに、これはfenrirが常駐しているときの設定である。
あふ側では、任意のキーに
C:\bin\fenrir\fenrir.exe /dir="$P"
を割り当てる。/dirコマンドによって、fenrirを、あふで開いているディレクトリから始めることができる。私の場合には、Fキーに割り当てている。
このようにしておくと、fenrirにそのフォルダ内にあるファイル、フォルダが列挙される。ついで、目的のファイルに含まれる文字列を打てば絞り込まれる。打ち込んだ文字の含まれるファイルが列挙されるから、いちいち頭文字ジャンプで移動していくデフォルトよりも、見やすいという利点もある。
fenrir側の設定。0enter.txtに
[.***; afxopen自窓| C:\bin\afx\AFXCMD.EXE -s -P"%P" ]
4enter.txtに、
[.***; afxopen他窓|C:\bin\afx\AFXCMD.EXE -s -O"%P" ]
を貼り付ける。
これにより、エンターを押せば、事前にカーソルを置いていた自窓で、shift+エンターで他窓に、fenrirのパスが送られる。
fenrir側の設定で、検索方式を先頭部分一致にすればより、あふの頭文字ジャンプに近づける。
私の場合、fenrirを非常駐で使用しているため、CraftLaunchをかませたりして本当はもう少しややこしい。
この方法を思いついてからしばらく試していたが、そのときは挙動が遅いのが気になっていた。デフォルトの頭文字ジャンプと一長一短だな、と思いながらも、fenrir側の設定をいじってできるだけ挙動を素早くしたりしていたが、migemoを切れば早くなることに最近気づいた。