PPxへの移行

あふのファイル操作とフォルダ移動


僕が基本使っているファイラはあふである。2chで串がどうとかで ((((;゚Д゚)))ガクブル したりニュース系サイトで暇つぶしをしたりネトランをかったりしたりした時期のあとから使い始め、ずっと愛用している。最初は、解説サイト見てもマクロの概念とか引数の意味とかすらよくわかっておらず、$Fだとか見ても、何それおいしいの(´・ω・`) というかんじだったが、さすがにその域は脱した。
あふ、というか二画面ファイラの利点というのは、コピー、移動などのファイル操作の使い勝手の良さだと思う。左で選んで、キーをたたけばそれが右へ(別に右から左でもいいけど)。書庫を閲覧した後、その中身を右から左へ。デスクトップをショートカットや解凍したファイルでいっぱいにしていたことを考えると、まじで天と地の差である。
ただ不満に思っていたのは、フォルダ移動についてであり、普段よく使うフォルダへの移動について。二画面で、基本現在いるフォルダから、上の階層なり、下の階層なりにいくことになるのだが、全然違うフォルダにジャンプしたいときがあるのよ。フォルダ移動それ自体ついてはfenrirで解決。よく使うフォルダへの移動ついては、決め手がなかった。

ダウンロードフォルダと移動先フォルダの二種


僕は、ファイルのダウンロードは一つのフォルダと決めている。00WORKというフォルダを作り、その中に、月ごとのフォルダを作り、その中にダウンロード。00workというフォルダをルートフォルダの下に作り、さらにその下に、June、Julyという月ごとのフォルダを作成している。そして、月が変われば、ダウンロードフォルダを変える。
そこから、用途によって解凍なり移動なりをするフォルダを選ぶ。一時的に試しに使いたいものは、Tempフォルダに解凍して利用。アップデートしたいときは、閲覧してその中身をbinフォルダに。データとして残したいときには、Dataフォルダに。壁紙なら、それ専用のフォルダに。というように振り分けている。
だから、たいてい開いてほしい窓の状態というのは決まっている。けれども、あふの場合にはそれをいちいち再現しないといけない。

これまで試した方法


ためしたのは、その状態を再現するmenuを作るということ。フォルダを移動なり解凍なりする場所は決まっているのだから、それをあらかじめ、menuに登録しておけばいい。
menuというのは、テキストファイルに決められた書式で書いておけば、&PMENUとか&MENUとかであふから呼び出せるというもの。参考にコピペ。

afxファイル移動右.txt
"work" &EXCD -R"D:\00work\"
"Temp" &EXCD -R"D:\00work\01Temp\"
" -----------------------"
"Dust" &CD D:\00work\Dust\
"bin" &CD D:\bin\
" -----------------------"
"編集" C:\Program Files\EmEditor\EmEditor.exe D:\bin\afx\menu\afxファイル移動右.txt


これを、あふのキーカスタマイズツールK3KEYAFXで、Tのキーに登録して使っている。

&PMENU D:\bin\afx\menu\afxファイル移動右.txt

みたいに。ファイルを移動する場合には、右窓なり左窓なりに、それぞれ役割を固定させておくと使い勝手がいい。僕は、右窓を移動や解凍先にしている。
これだと、たとえば右窓をTempフォルダにしたいときには、Tを二回連打すればいい。操作性としては、全然問題ないのよ。


けれども、その場合ダウンロードフォルダを表示する左窓についてどう登録するかが問題になる。あふスレにあった、rubyで作ったブックマークを用いたり、menuに左窓操作用に1月から12月まで登録したりしたけれども、いまいち使い勝手がよくない。指がなれないというか、こうカチャカチャカチャ、ズキューンwwwwという形にならないのよ。12の月を割り振るにしても、頭文字ジャンプで結構かぶってしまうし。
menuをもちいて、解凍先フォルダをポップアップメニューにして表示し解凍する、というのも悪くはないが、たいていは解凍した後そこにあるファイルを使うのであるから、ただ解凍するだけでなく解凍先の窓へ移動できた方がいい。そのmenuに、解凍した後その窓を開けてカーソル移動というのを組み合わせればいいのかも知れないけど、別に移動したくないときもあるしな・・・。などなど。決め手に欠けていた。結局使っていたのは、右窓はmenuで変えて、左窓はfenrirでパスを変えるというもの。

PPxへの移行


思うに、これは二画面ファイラであることの限界なのではないか。人間の直感的に、左のものを右に移すというファイル操作においては理に適っているが、どこかよくいくフォルダにいって、それを、いつものとこに移動したい、というときには、二画面だと不便。
感覚としては、一つの画面で、フォルダを下げ進み、ついでどこかに投げるというイメージがしっくりくる。ひとことでいうならば、意識の流れを一つの画面に集中させておきたい、ということ。右と左とが平等で現れているのとはズレる。一画面でバーンとあって、そこで移動なりコピーしたいファイルか何かを決めてから、別の、小さい画面へ。そこでちょこちょこいじって、そこでキーをたたいたら、その小さい画面が前面に開いたまま、そこに解凍なり移動なりしたフォルダが現れる。それで満足したらまた大きい一画面へ。もし、その移動したとこでも何かしたいなら、それがちょっとしたことなら小さい画面でちょこちょこ、もしそれを中心的にしたいなら、大きい画面にそれを切り替えて堂々とやる、というのが理に適っている。
また、解凍をした後は、その解凍したファイルの入っているフォルダは無用になるのだから、それは永久に閉じているほうがいい。そこからどこかに移動、というのは思考の順序として合っていないし面倒。

で、本題に入るのだが、PPx(Paper Plane xUI)でそれができるのではないか、と一日だけPPxをいじってみて思っている。PPxは、二画面にもできるけれども基本(たぶんね^^;)一画面。PPxについて解説しているブログとか見てみたところ、できそう・・・な気がする。しばらくこれについて試してみます。
fenrirと併用したら、できるんじゃないかなーと。PPxは、独立表示2窓で使用。理想としては、まず、送るファイルをダウンロードフォルダから決める。ついで、fenrirを使って送られるフォルダに移動し、送り先の窓を開いたままで移動なりなんなりのコマンドを実行。すると、カーソル下には解凍したフォルダがあらわれちゃう。それをいじるもよし、ワンキーを押した解凍をしたフォルダに移動するのもよし、またfenrirで、好きなフォルダに移動するもよし。
PPxなんか難しそうで今まで手を出してこなかったんだよね^^;いい機会だし、少しだけいじってみることにします。PPxに移行するといっても、見通しは全然たっていないし基本今まで通りあふは使い続けるつもり。