PPxのファイル判別
あいさつ
どうも、つかさです。
今日は、PPxのファイル判別の話。
私が初めてPPxを使ったとき、躓いたのがここです。そういう人の参考になればいいかな、と。
ファイル判別とは?
ヘルプを引用してみます。
PPxは、Windowsが標準で用意している拡張子による判別実行機能に加えて、独自のファイル判別実行機能を用意しています。
このファイル判別実行機能は
・ファイル名のうち、特定の名前/拡張子であるファイルを判別実行
・ファイルの中身を調べ、特定種類のファイルだと判断できたファイルを判別実行
の2つの機能を備えています。更に、全てのアクションに対して同じ処理をするのはもちろん、メニュー等を組み合わせることで、アクション毎に別の動作を好きなだけ登録できます。
似た機能を持つ単体のソフトとしては、ポチエスが有名ですね。あと、fenrirでも似たようなことができます。
ファイル判別タブ
デフォルトでは、三つの種類が用意されています。
上から順に、Enter、U、Shift+Enterキーに対応しています。これらのキーのファイル判別をカスタマイズしたいなら、ここをいじればいいわけですね。
今回は、ファイル判別の解説の為、新しいファイル判別を作ってみたいと思います。
メニューの作成
まずは、各々の拡張子に対応させるメニューを作成しましょう。
Editor用メニューから作ります。
カスタマイザーでメニュータブを開き、種類に、M_Editorと入力。項目にxyzzy、登録内容に次のコマンドを入力。
%Ob D:\bin\xyzzy\xyzzy.exe %FCD
そして設定を押す。
これを繰り返していきます。種類からM_Editorを選択し、右上の欄の「新規」を選択し、項目、登録内容を入力して設定、という順序です。
oeditとttPageを登録してみました。
同じ要領で、他のメニューも作っていきます。
音楽用M_Music
画像用M_Picture
フォルダ用M_Folder
関連づけ
では、さっき作ったメニューを拡張子に対応させましょう。ファイル判別タブを開きます。
種類に、E_newと入力し、判別名に次をコピペ
.TXT;.INI;.HOWM
コロンで、複数登録できます。
登録内容詳細に、次をコピペ。
%M_Editor
メニュー名の頭に%を付けるのがポイントですね。
そして設定を押す。
これで、txt、ini、howmは、先に作ったエディタ用メニューで開けるようになりました。
同様に登録していくと、こうなります。
「*」というのは、例外拡張子の指定です。
%M_Ccr,!"Open"
これで、上で登録されなかった拡張子の時には、windowsデフォルトの関連づけで実行するようにしています。
キー割当て
ここで作成したファイル判別を、キーに登録します。
キー割当てタブを開き、「PPc /KC_main」を選択。キー指定で、Alt+Enterに登録してみましょう。
登録内容詳細に、
%ME_new
をコピペします。
ファイル判別の名前の頭に、%Mが付くのがポイントです。
以上で準備はおしまいです。