PPxで部分カスタマイズ

挨拶

私は、基本的にはGUIのカスタマイザを用いてカスタマイズをしている。メニューとかそういうのは直接PPX.CFGを編集しているけれども、いちいち該当箇所を検索して、書き換えて、読み込み、というのは面倒だと思っていた。

PPxでは、部分カスタマイズができる。今までよくわからなくてスルーしてきたが、ヘルプ見てみた限り別に難しくなさそう。

追加取込

次をコピペして、menu.cfgとか適当に名前をつけて保存。場所はどこでもいいが、PPxフォルダにすると後で迷わないと思う。ちなみに、クリップボードにパスをコピーするメニューです。

M_ClipPath	= {
CopyFileName	= *cliptext %R
Copy&DirName	= *cliptext %1
Copy&FileName(拡張子無し)	= *cliptext %Y
CopyFilePath	= *cliptext %FCD
}

カスタマイザでファイルタブを開き、「追加取込」をクリック。さっき作ったファイルを指定。

これで、この設定が追加されます。メニュータブを開いて、確認してみてください。

ちなみに、更新取込との違いについては、

追加取込
全ての設定内容のうち一部分だけ記載された、部分カスタマイズの為のファイルを取り込むときに使います。

更新取込
PPx のバージョンアップ時の自動アップデート処理のように、既にある内容を上書きしないようにしながら新しい項目を追加するために使います。

とのことです。

編集して取込

設定ファイルを、さっきみたくテキストファイルとして用意しなくても、カスタマイズすることができる。

まずは、カスタマイザのファイルタブで、「編集して取込」をクリック。

空白欄に、カスタマイズしたい内容をコピペ。さっきのパス取得メニューを貼り付けます。

これでも取り込めます。
僕の場合、自分の設定はだいたいこのブログに載ってるから、こっちのほうが楽かな。誰かがブログにのっけている、メニューや表示の設定を試してみる、という場合にもこちらを使うと手間が省けていいとおもいます。

初期化について

やり直したい場合は、「初期化」をクリックしましょう。
後は、

  1. PPX.CFGを「テキストの取込」で取り込む
  2. 必要な個々の設定ファイルを「追加取込」で取り込んでいく

という要領です。

思ったこととか

案外簡単ですね。ていうか、みんなこうやって管理しているのかな。
細かい設定だとかは、PPX.CFGを編集してカスタマイズ。メニューだとかキー設定だとかのよくいじりそうなものについては、独自の設定ファイルを作って部分カスタマイズ、というのがやりやすいのかもしれない。

私の設定

参考までに、私の設定を晒してみる。

色の設定


C_back	= H291D1B	; 背景、_AUTO可
C_mes	= _BRO	; 標準の項目名の文字、_AUTO可
C_info	= _DWHI	; ステータス行の文字、_AUTO可
C_res	= _AUTO,_AUTO	; 報告(文字,背景)_AUTO可
C_line	= _CYA,_RED	; 境界線(通常,Gray)
CC_tree	= _AUTO,_AUTO	; ツリー(文字,背景)_AUTO可
CC_log	= _AUTO,_AUTO	; 共用ログ、アドレスバー(文字,背景)_AUTO可
;	 一体化時の各ペインのラベル 選択文字,選択背景,非選択文字,非選択背景
C_capt	= _AUTO,_AUTO,_AUTO,_AUTO 
;** PPc 関連 --------
;	 エントリ属性(ファイル等の文字色)
; メッセージ,「.」,「..」,ラベル,ディレクトリ,システム,隠し
; 読出専用,通常,圧縮,リンク の順
C_entry	= _WHI,_WHI,_CYA,_RED,_CYA,_MAG,_BLU,_GRE,_CREM,_SBLU,_DBRO 
;	 エントリ状態(ファイルの背景色等)
; メッセージ,削除,通常,不明,更新,追加,NoFocus,枠,下線,マーク,通常(偶数行),
; 選択,区切線l,ハイライト1,ハイライト2,ハイライト3,ハイライト4
C_eInfo	= _AUTO,_DRED,H291D1B,_DBLA,_DBLU,_DCYA,_DWHI,_BRO,_BRO,_WHI,H42332D,_DCYA,_AUTO,_DBLU,_BRO,_CYA,_GRE 
C_ext	= {	; 拡張子色
EXE	= _DGRE
LZH	= _CYA
BAT	= _DBRO
COM	= _DBRO
CMD	= _DBRO
ZIP	= _CYA
ZOO	= _DCYA
ARJ	= _DCYA
CAB	= _CYA
ISH	= _DCYA
RAR	= _CYA
JPG	= _MAG
GIF	= _MAG
BMP	= _MAG
C	= HFF8000
JPE	= _MAG
JPEG	= _MAG
INI	= _SBLU
AHK	= H6A240A
BAK	= _DRED
PY	= HFF8000
DLL	= H0080FF
TGZ	= _CYA
PNG	= _MAG
JTD	= H4080FF
HLP	= _WHI
CPP	= HFF8000
H	= HFF8000
HPP	= _WHI
MAK	= _WHI
RC	= _WHI
RH	= _WHI
TXT	= _BRO
 *	= _AUTO
CFG	= _SBLU
DOC	= H4080FF
HOWM	= _BRO
}
Windowの大きさ変更
M_Window	= {
Toggle	= *RotateExecute id,"*windowsize %N,530,400","*windowsize %N,530,700","*togglewinsize %N"
Max	= *togglewinsize %N
Normal	= *windowsize %N,530,400
tatenaga	= *windowsize %N,560,700
}
マスク
M_Mask	= {
ディレクトリマスク	= *maskentry attribute:d
EXEでマスク	= *maskentry *.exe
TXTでマスク	= *maskentry *.txt
カーソル行の拡張子でファイルマスク	= *maskentry *.%T
}