計算用紙の書き方
利用するツール
- 計算用紙
- ボールペン
この二つだけです。気軽に、いつでもアイデアを書けるというのがポイント。だから、できるだけシンプルなほうがいいです。色付きのペン、シャーペン、消しゴム、下敷きその他は不要です。
何を書くか
思いついたことなどを自由に書きます。所詮計算用紙です、気楽に書きましょう。一ページ一項目とかも気にする必要はありません。
私は、本の内容、ブログの文書、思いつき、誰かと話したときのメモ、他人に見せるものの下書きなどに利用しています。
どこで書くか
どこか、落ち着いて座れる場所で、考えたことを一気にまとめるため、書くというのがいいかなと思います。私は喫茶店を利用しています。
書式例
文字は適当でいいです。
修正は、ボールペンでぐりぐりするだけです。
日付
左隅に書きます。月と日付の四桁で十分でしょう。
計算用紙に限りませんが、アナログでメモをするときには、必ず日付を書いておくべきです。書いた当初は覚えているのでいいかもしれませんが、何ヶ月もたったとき、日付の書いてないメモというのはただの脈絡のないゴミになります。
タグ
ある程度アイデアがまとまり、一つのテーマとして考察するようになると、最初から何について書いたものか、定まってきます。
そのときは、タイトルにタグをつけると後で楽です。
こうすると、後でTemp(howm)フォルダからカテゴリーフォルダに移動するときの目印になります。
ただ、あとでこのタグを利用して、Grepで検索だとか考えるとうまくいかないと思います。あくまで参考程度、という気持ちでつけましょう。
一枚一項目?
計算用紙は一時的にアイデアをかきとめるだけのもので、あとで計算用紙を保存して、活用するということは考えていません。だから、一枚一項目にしなくても問題ありません。
書いた後
部屋に帰ってきたら、破り取ってスタッキングトレーに入れます。
打ち込む順序
- 気が向いたら打ち込みます。
- 同じテーマのものだけ、打ち込むというようにすると楽かもしれません。
- 書いてあることを、できるだけそのまま、何も考えずに打ち込むというようにすると疲れません。
- データベースを作ることが目的ではないので、計算用紙の内容を見て打ち込む必要がないと判断したならば、打ち込まずにゴミ箱に捨ててもかまいません。
計算用紙を用いて考察はしない
計算用紙を用いて、考察はしないようにします。データ化してから、考察しましょう。
理由は、計算用紙がこの用途に向いていないからです。手書きだと、どうしても内容の把握に手間取ります。それに、ぺらぺらの計算用紙をためて考察に利用する、ということには無理があります。
アイデアをメモにする、ということの後には、不要な情報かどうかをまずより分け、有用なもののみを残るようにする、というまた別のプロセスが必要になるわけですね。