文書ごとに新しいカテゴリーフォルダを作る
あいさつ
今までは、アイデアメモをいかにためるか、死蔵させないかということを追求してきた。これについてはある程度うまくいってると思う。
最近は、どうやってそれをもとに一つの文書にまとめるか、を考えている。それについてしばらく書きます。
今まで
カテゴリーフォルダの区分は、適当にしていた。
例えば
- ソフトウェア
- メモとPC
- 哲学
- 組織論
- MoE
みたいな、恣意的に決めたおおざっぱなカテゴリー。
これがあることで、Tempフォルダにあるメモをとりあえず移動することができ、それによってTempフォルダ内のメモが死蔵される、ということは防いでいた。
おおざっぱな区分というのもそれはそれで意味がある。細分化してしまうと、Tempフォルダから移動する際にどのカテゴリーに当てはまるかの選択が必要になってしまい、とりあえずTempフォルダから移動、というのができなくなるからだ。それに、そのときに適当に移動したとしても、後でそのメモを探す際にどこに行ったか分からなくなるという可能性が高くなる。
それに、カテゴリーをあらかじめ細分化したとしても、あとでその区分を再利用できる可能性は低い。その時々の関心事、取り組むべき課題というのは変化するので、おおざっぱな区分でないとすぐに陳腐化してしまうからだ。
そのうえで何が問題かというと、まとめ文書を作成するとき、このおおざっぱな区分を元にして作業をしようとするとうまくいかないということ。
分析
そのときどきの外的な要請で、レジュメなり記事なりのまとまった文書を作るとき、必要になるメモというのは非常に限定される。そのときにフォルダ内に必要なのは、その文章を書くための直接の材料となる個々のメモであって、それ以外は、同じカテゴリー区分のメモであってもノイズになってしまう。
Tempフォルダ内をカオスにしないためのフォルダ区分と、まとめ文書を作るためのフォルダ区分というのは一致していないのじゃないかと考えた。前者のためには、ある程度区分は緩くしていないと機能しないが、後者のためにはもっと細分化されている必要がある。
考えたこと
「次回のブログに書く内容」「次回の例会担当のために書くレジュメ」みたいな名前のフォルダを、その時々の必要性に応じてカテゴリーフォルダ内に新しく作る。
D:\work\howm2\ほえほえ日記1st2nd法
みたいに。
そして、もし過去に書いたもののなかで使えそうなものがあれば、おおざっぱなカテゴリー分けをしていたものから使えそうなのだけを取り出し、そこに移動。それ以降の操作はこの新しく作ったフォルダで行う。これでうまくいくんじゃないか。
つまり、その時々で、レジュメを作るなりなんなり具体的なプロジェクトが決まったら、そのたびに新しいカテゴリーを作ってしまうということである。
このフォルダの中にあるものは、もしまとめ文書が作られてしまったら不要だと判断できるので、フォルダごとゴミ箱フォルダに捨ててしまっていい。あとで必要になった際は、そのまとめ文書を参照すれば事足りるからだ。
途中でまとめ文書を書くのが立ち消えになってしまったとしても、後でフォルダ名から、ああこれはいらないな、と判断して捨てることもできるだろうし、カテゴリーフォルダ内がカオスになるということも無いはずである。