fenrir導入編
fenrirについて
コマンドライン型ランチャです。
あらかじめPC内をスキャンしデータベースを作成するという仕組みなので、一々コマンドを登録する必要が無いというのが特徴です。
インストール
ダウンロード
B@r09u3 Style Op.2からfenrirをダウンロードしましょう。それを適当なフォルダに解凍します。
次に、fenrir.exeを実行します。すると、
「データがありません。ドライブをスキャンします。」
と聞いてくるので、「はい」を選択します。
スキャンが開始されるのでしばらく待ちます。
初期設定
- fenrirが開いたら/oと入力してみましょう。設定画面がでます。
- ここで呼び出しキーの設定をします。押しやすいキーを登録しましょう。僕は、「Ctrl+無変換」にしています。
- 検索方式は、通常時は中間部分一致を。フォルダ展開時はスキップマッチングを選択します。
コマンドファイル
PPxの登録
では次に、fenrirで選択したパスをPPxで開くためのコマンドを登録します。
キーへのコマンドの割り当ては、cmdフォルダ内にテキストファイルを作ることによって行います。cmdフォルダ内に、2f.txtというファイルを作成しましょう。次に、そのファイルをエディタで開いて、次をコピペ。
[.\\\; PPx | D:\bin\ppw\PPCW.EXE -r "%P" ] [.???; PPx | D:\bin\ppw\PPCW.EXE -r -k %J"%P" ]
これで完了です。パスは適宜読み替えて下さい。あとは、PPxで開きたいパスを選択し、Ctrl+Fを押すことで、そのパスをPPxで開くことが出来ます。
ファイル名がキーを示しており、そのファイルの中に実行するコマンドを書くわけです。
2f.txtの最初の2という数字はCtrlキーを意味しています。詳しくは、docsフォルダの中にあるcmd.txtを参照してください。
あふの登録
あふで開くということもできます。cmdフォルダ内に2r.txtを作り、そこに以下をコピペ。
[.***; あふ右|D:\bin\afxw\AFXWCMD.EXE -r"%P" ]
同様に、2l.txtを作り以下をコピペ。
[.***; あふ左|D:\bin\afxw\AFXWCMD.EXE -l"%P" ]
これで、Ctrl+Rでパスを右窓で。Ctrl+Lで左窓で開くことができるようになります。
あと、私はCtrl+カーソル左右でも同じ事が出来るようにコマンドを登録しています。カーソルキーにも割り振るには、ファイル名を2right.txtや2left.txtとするといいです。
パスのコピー
他に登録しておくと便利なのは、パスのコピーです。そのために、まずdocsフォルダ内のomake.zipからclip.exeを取り出し、fenrirフォルダに移動します。ついで、2c.txtを作り以下をコピペ。
[.***; CopyPath|%W\clip.exe %P ]
これで、Ctrl+Cで選択したパスをクリップボードにコピーすることが可能になります。
エディタで開く
Ctrl+Eで、選択したパスをエディタで開くコマンドです。2e.txtを作り、そこに以下をコピペ。
[.***; oedit|"D:\bin\oedit\oedit.exe" "%P" ]
ちなみに
メニュー化することも、拡張子ごとに同じキーでも違う動作をさせることなども可能です。詳しくはcmd.txtを参照してください。
インスタントコマンド
instant.iniの編集
あらかじめ決めておいた文字列を入力して、よく使うソフトを一発で起動したい場合があります。webブラウザだとか、ファイラだとかがそうでしょうか。そのときには、インスタントコマンドを利用します。
dataフォルダの中に、_instant.iniというファイルがあります。これをinstant.iniにリネーム。このファイルをエディタで開き、次の記述を加えます。
p/="D:\bin\ppw\PPCW.EXE" -r
これで、p/と打ち込めばそれだけでPPxが起動するようになります。
cuteExec
インスタントコマンドは、cuteExecを組み合わせると便利です。B@r09u3 Style Op.2からダウンロードします。
たとえばfirefoxを登録するとき、cuteExec.exeの引数としてfirefoxのパスを登録します。
f/=""D:\bin1\cute\cuteExec.exe" "C:\Program Files\Mozilla Firefox\firefox.exe""
すると、f/と入力した場合、既にfirefoxが開いているときにはfirefoxがアクティブに。開いてないときにはfirefoxを起動してくれます。
単機能ツールの登録
後は、単機能ツールを登録しておくといいです。これで、fenrirからシャットダウンや再起動ができるようになります。
bluewind&単機能ツール集 再配布所から必要なものをダウンロード。たとえば、シャットダウンと再起動を登録したいなら次のようになります。
sh/=D:\bin1\simpletools\ShutDown.exe re/=D:\bin1\simpletools\Reboot.exe
instant.ini晒し
参考に、私のinstant.iniを晒してみます。
[InstantCommand] ; ;[書式] ;文字列=コマンドライン ; ;ファイルを読み込むときに使っているAPIが、コマンドライン両端の ;ダブルクォーテーションを自動で外す機能を持っている関係で、 ;両端にダブルクォーテーションがあるコマンドラインを指定する場合は、 ;/f=""C:\Program Files\foo\foo.exe"" ;のように二重にダブルクォーテーションをつける必要があります。 ; ;[置換マクロ] ;%A インスタントコマンドに渡された引数。 ;%W fenrirの作業フォルダのパス。 ;%V fenrirの作業フォルダのパスのドライブ部分 ;%C クリップボードに格納されている文字列 ;%scanfile スキャンファイルのパス(デフォルト:data\scan.ini) ;%pathfile インデックスファイルのパス(デフォルト:data\path) ;%initfile 動作設定ファイルのパス(デフォルト:data\fenrir.ini) ;%cmddir コマンドファイルの場所のパス。 ; /n=notepad /c=calc a/="D:\bin\afxw\AFXWCMD.EXE" sh/=D:\bin1\simpletools\ShutDown.exe log/="D:\bin1\simpletools\LogOff.exe" bin/="D:\bin\shorter\shorter.exe" g/="D:\bin\shorter\shorter.exe gamesite.ini" s/="D:\bin\shorter\shorter.exe simple.ini" sonic/=""C:\Program Files\Sony\SonicStage\Omgjbox.exe"" re/="D:\bin1\simpletools\Reboot.exe" q/="D:\bin1\qtzero\qt0.exe /nopathname " ahk/="D:\bin1\traycmd\traycmd.exe /R /X=450 /Y=650 D:\bin\AutoHotkey\AutoHotkey.exe" con/=::{20D04FE0-3AEA-1069-A2D8-08002B30309D}\::{21EC2020-3AEA-1069-A2DD-08002B30309D} e/="D:\bin\Everything\Everything.exe" unp/="D:\bin1\UPLG\unplug.exe 1" /g=""http://www.google.co.jp/search?ie=SJIS&oe=SJIS&hl=ja&lr=lang_ja&q=%A"" r/="D:\data\Autohotkeyfile\ShorterRead.ahk" w/="D:\data\Autohotkeyfile\ShorterWrite.ahk" i/="D:\bin\LightWrite\LightWrite.exe" cus/="D:\bin\ppw\PPCUSTW.EXE" p/="D:\bin\ppw\PPCW.EXE" -r l/=""D:\bin\xyzzy\xyzzy.exe" -e "(howm-list-all)"" x/="D:\bin\xyzzy\xyzzy.exe" h/=""D:\bin\xyzzy\xyzzy.exe" -e "(howm-modoki-create)"" cmd/="C:\WINNT\system32\CMD.EXE" f/=""D:\bin1\cute\cuteExec.exe" "C:\Program Files\Pale Moon project\palemoon.exe"" hb = ""http://b.hatena.ne.jp/tukasa1919/%A"" b = ""http://b.hatena.ne.jp/t/%A?sort=""