PPvのカスタマイズその2
挨拶
どうも、つかさです。
今日は、PPvのカスタマイズの続きです。今まで連動ビューでやっていたことを、連動ビューを利用せずにできるようにします。
連動ビュー
連動ビューというのは、次のようなの。
フォーカスをPPcに当てたまま、カーソル下のファイルが隣のPPvで表示される、ということをしていた。これだと、ファイル操作が楽に行える。これで、内容を見ながらファイルを移動だとかコピーだとかができるわけです。詳しくは、この記事を参照。
だが、これだと場所を横に広くとることになる。それだけがネックだった。視線を左右に大きく動かさなければならないし、私が使っている小さいディスプレイの大半を、PPcとPPvが占めてしまうことになる。それに、PPcの位置や大きさに注意しないとディスプレイからPPvがはみ出てしまう。
通常ビュー
前回あふっぽい動作をできるようにしたあと、普通にPPvを利用するほうが、連動ビューより使いやすいのではないかと思うようになった。
これだと、
このようにPPvをPPcに重ねた状態で表示できる。連動ビューよりも見やすい。
カーソル上下で連動ビューと同じように表示ファイルを変えれるし、マークを付けることもできる。消したいときはEnterを押すだけ。左右移動などの複雑な動作はできなくなったが、それほど支障はない。連動ビューを使ってやっていたことを、こっちに移行できるんじゃないかな、と。
PPvに必要な設定を追加
ということで、こっちをメインにして使うため、必要になる機能を追加してみる。
連動ビューを利用していたときは、PPcに登録していたコマンドがそのまま使えた。今回は、PPv側にフォーカスが当たっているので、PPvの設定をいじる必要がある。
移動とコピー
PPcでカーソルが上にあるファイル、あるいはマークされているファイルを移動できるようにする。
こんな感じですね。PPcでMを押したときに出るダイアログを、PPvでも出るようにする。
*file Move
これを、KV_mainでMキーに登録。
コピーの場合も同様。
*file Copy
をCに登録。
エディタの起動
通常でも、Eで起動するようになっているが、デフォルトだといちいち確認ダイアログがでる。そこで、Eを押したらすぐにエディタが起動するようにする。
%"Text edit"%Or,%'editor' %FDC
ちなみに、エディタは「その他」タブの「エイリアス」で設定できます。
「編集して取込」で試したい人へ
PPxで部分カスタマイズで言っていた、「編集して取込」を利用してカスタマイズしたいなら、以下を利用してください。
KV_main = { ; PPvメイン窓 C ,*file Copy M ,*file Move E ,%"Text edit"%Or,%'editor' %FDC }