クリップボード履歴とAA管理にClip.netを使ってみる
クリップボードスレを見ていて、Clip.netの存在に気づいた。Everything以来、ひさびさにおもしろいソフトを見つけた気がします。
eClipと似たような、というかそれに機能を追加したようなソフト。インクリメンタルサーチができ、かつMigemoも使える。
左がClip.netで、右がeClipです。Readme.txtによると
本ソフトは、クリップボードの履歴を取得し再利用するソフトです。 C#の勉強目的にeClipと同じものを作ってみようという所から始まりました。 設計思想については本家eClipにほぼ合わせています。 その他、Unicode文字列取得可能、ストックモード、定型文機能など オリジナルの機能を加えています。
とのこと。
追加されている機能は
- UNICODE対応
- ストックモード
- 定型文
の三つ。
ストックモード
これをonにすると、コピーしたものを上から順番に取り出すことができる。デフォルトではAlt+Sで切り替え可能。
文書の構造をいじっていて、順番を入れ替えるときとかに便利そうです。
定型文
定型文を登録することが可能。
- タスクバーのアイコンを右クリックし、定型文の追加を選択
- タイトルと本文を入力
これで、Clip.netを開くと、クリップボード履歴と一緒にタイトルが表示される。それを選択することで、その内容を貼り付けることができる。
このようにツールチップで内容を表示することも可能。
Clip.net.ini
重要そうなのは
- 履歴保存数を無制限に(HistoryMax=-1)
- ツールチップに表示するテキストの最大文字数を変更(ToolTipMax=5000)
- Migemo検索をonに(MigemoSearch=1)
- 貼り付け方法をShift+Insertに(PasteMethod=1)
あたりだろうか。
一応僕の設定で、デフォルトから変えたところを晒してみる。
[MAIN] HistoryMax=-1 ShowNearCaret=0 ShowStartUp=0 ImeOffAlways=1 AutoHide=1 PasteMethod=1 [STYLE] ShowControlBox=0 [TOOLTIP] ToolTipMax=5000 [HOTKEY] ShowHideToggle=1 [MIGEMO] MigemoSearch=1