TextTree→PPx+エディタ

もうすでに、PPxでテキストファイルを読む、という状況は整えてある。と来れば、テキストファイルを作成し、保存するということの一元化もできるのではないか。一言で言えば、TextTreeでやっていたことをすべてPPxに代替させるということである。
PPxとテキストエディタだけで、TextTreeでやっていた、メモの作成→保存、という過程をやってしまいたいということ。
PPxで、パス表示とかファイル操作とかはすべて行えるのだから、ここに統一するというのは悪くない。いちいち起動するソフトの数も減るし、ファイル操作のたびに頭を切り換える必要もない。それに、ソートだとか検索だとかのPPxについている機能を利用できるのもいい。

では、どのような機能が必要になるか。TextTreeでしていたファイル操作を思い起こせばいいことになる。

ファイルの一行目をタイトルに


そのまま。ファイルの一行目をタイトルにしてくれる。いちいちファイル名を考えなくてもいい、ファイルの保存とかを考えなくてもいい、ということで有用。設定−設定−一般タブ−その他で、新規テキストは名前を自動決定にチェック。TextTreeは、デフォの設定ではファイル名を自動的に、日付で入れてくれるのだが、これはさらにファイル名の保存に煩わされなくてもいいということで、いい機能だった。私は、最初は日付をファイル名にするというのを使っていたが、一行目をファイル名にという機能が追加されてからはもっぱらこっちを使っている。

フォルダの作成


ツリーのフォルダ一覧部で、Ctrl+Dを押すとフォルダを作成してくれる。デフォルトでは、日付。2009-07-17というように名前を付けてくれる。これも、フォルダ名を考えなくてもいいということで、僕にとってはよかった。

USBメモリに入る


相対パスを利用すれば、USBメモリに入れて使用することができる。もし、F:\bin\TextTreeにTextTree.exeを、テキストファイルのデータをF:\bin\Texttreedataにいれているとしたなら、設定−ルート−Rootへのファイルパスに
..\Texttreedata
と入れれば、それをルートにして起動する。これでPCによってドライブ名が代わっても対応できる。
以前は、住環境が劣悪でとても文章をまとめたりとか部屋ではできなかったので、文章をまとめる際にはネットカフェにいってまとめる、ということをやっていた。なので、これは必須だった。USBメモリの中に、データとTextTree本体を入れるということです。これについては、多少の住環境の改善により、ふつうに打ち込む程度はできるようになったため、不要になっている。

TextTreeからの移行


言ってみれば、ファイル名だとかフォルダ名だとかで、煩わしいことを考えなくてもメモを大量に作れ、かつ、それが形式として、後にカオスになって意味不明になるということがない、というソフトだったんですね。日付がデフォ名として入るというのが、最高。そのほかいろんなところが、僕の要求とマッチしている。txt形式で保存とか、画面がシンプルだとか、オートセーブだとか。メモ関係で似たようなソフトいろいろさがせばあるけど、無駄にカラフルだとか画像がどうとかごてごてしたものいらないの。

で、上の機能をPPx上でできるようにしたら、移行できるんじゃないかな、と。
フォルダの作成については、これはきっと、簡単なプログラムでも組めばなんとかなるでしょう。ファイルの一行目をタイトルに、もエディタのマクロとかいうのとか、設定とかでなんとかなるんじゃないかな。で、いろいろやったのが以下。

フォルダの作成


必要なのは、フォルダ名を日付にして新規作成、という機能。最近知った、WSHというので試してみる。解説サイトのサンプルなどを参考にした。

TTDateFolder.vbs*1

Option Explicit
Dim objFSO
Set objFSO = WScript.CreateObject("Scripting.FileSystemObject")

Dim dtmNow,MonthNow
dtmNow = Now
MonthNow=Month(dtmNow)

If MonthNow < 10 Then
	MonthNow = 0&MonthNow
Else

End if


Dim strNewFolderName,strDirname
strDirname = InputBox("フォルダ名を入力してください。","入力ダイアログ",Year(dtmNow)&"-"&MonthNow&"-"&Day(dtmNow))
strNewFolderName = "D:\data\TextTree\TTMemo\"&strDirname

'もし、フォルダが存在しない場合は作成する
If strDirname="" Then
	MsgBOx "キャンセルしました"

ElseIf Not objFSO.FolderExists(strNewFolderName) Then
    objFSO.CreateFolder strNewFolderName
    MsgBox _
    objFSO.GetAbsolutePathName(strNewFolderName) & vbCrLf & _
    "を作成しました。"
'もしフォルダが存在する場合は何もしない
Else
    MsgBox "すでに" & vbCrLf & _
    objFSO.GetAbsolutePathName(strNewFolderName) & vbCrLf & _
    "が存在します。"
End If

これは、D:\data\TextTree\TTMemo\にその日の日付をフォルダ名にしたフォルダを作成するというもの。もしすでに存在すれば、作らずに終了。フォルダ名は、TextTreeの形式に合わせてある。

プログラムを、簡単なものでも新たに習得する、というのは経験としてあまりなかったので、その過程をまた書こうかな。ブログとかよく、プログラムの貼ってあるのよくあるんだけど僕には難しすぎて参考にならないんだよね^^;全く知らない言語でプログラム作りたいってときに、どういう過程をたどったらいいか、ということについてとか、何を中心に見ているか、とか。

ファイルの一行目をタイトルに


僕がずっと使っていたのは、Emeditorのフリー版。これで、ファイルの一行目をタイトルに、という機能を探したんだけど、どうやらなさそう。製品版買えばできるみたいなんだけど、さすがにこの機能だけのためってのはちょっとな・・・という感じ。じゃあ、他のフリーのやつでも試すかな。でもxyzzyとか行くってこととかはさすがにないよなしんどいし・・・などとつらつら考えて適当に探す。

VxEditorというものに遭遇。非常に惹かれる。何が惹かれるって、背景が透明にできること。実用性がどうとか後ろの文字が透けてみやすいとか、そんなのはどうでもよくて見た目がきれい。PPxを透明化しているのともマッチするし。ファイルの一行目をタイトルにもできるみたいだし。とりあえず、これを使ってみる。やるのは、ただメモを打ち込むだけだからもしそんなに機能がなかったとしても全然困らないしね。
ぐぐっててわかったんだけど、これってあふスレで硬派云々言われてたやつなのね^^

こうすれば、後は、ファイルを保存するときのフォルダを固定できればいいな、ということに。PPxから、あふのEのように呼び出すとか、か。でも、いちいち、存在しないファイルですが作りますか、とか言われるのもな。これまで通り、保存の時に、DialogHandlerとFenrirで変更する、とかが現実的かな。

*1:キャンセル時動作が変になったので、それを修正した。