オンラインソフト基礎教養講座一限目−ファイラ

前置き

wikiに何を書くか考えていて、ソフトウェアについて結構基本的なことからやらなければならないんじゃないかと思いはじめた。方法論を解説するからには、誰でも読めば使えるものでなければだめで、そのことを考えたら別にファイラとかってそれほど一般的な前提知識として扱えないよなーと。
というわけで、しばらくの間、たまにこんなふうに初心者向けの記事を書いたりします。

ファイラ

ファイラとは、移動やコピー、リネームなど様々なファイル操作をするためのものです。
エクスプローラーでは、移動やコピーの際には一々二つのフォルダを開いてドラッグアンドドロップをしなければなりません。視覚的にわかりやすいという利点はあるのですが、頻繁にファイル操作をする場合には面倒です。また、エクスプローラーを利用していると、どうしてもデスクトップにフォルダやダウンロードしてきたファイルを大量に置くことになります。
共有PCを操作する際や、はじめてPCを使う際などにはエクスプローラーはとても便利なのですが、ある程度PC操作に慣れてくると使い勝手が悪くなります。そこでファイラの出番です。
例として、あふという二画面ファイラをとりあげます。

左右に画面が分かれ、それぞれがフォルダを現しています。左の画面上部にD:\bin\fenrir¥ *.*右の画面上部にD:\bin\ppx¥ *.*と書いてあるのが見えますね。そして、縦にずらっとならんでいるのがフォルダ内のファイルです。
移動するときには、移動したいファイルのあるフォルダを一方に開き、反対の画面には移動先のフォルダを開きます。そして移動したいファイルにカーソルをあわせ、Mキーを押します。すると、ファイルが反対側のフォルダに移動します。MというのはMoveの頭文字ですね。同様にして、Cキー(Copyの頭文字ですね)でコピーが出来ます。
あと便利なのが、書庫の操作。適当な書庫(zipとかの拡張子がついているやつです)を選択して、Enterを押しましょう。するとその中身を閲覧でき、フォルダと同様に扱うことが出来ます。

階層を辿るときには、上に行くのならBackSpace。下の階層に潜るのならフォルダにカーソルをあわせてEnter。どこにファイルを保存したかを覚えておけば、フォルダ名を頼りにすぐにそこに到達できるわけです。
ちなみにこれは二画面ファイラについての話です。エクスプローラー型など他の種類のファイラについては、また別のサイトをご覧ください^^

ファイラの紹介

あふ

二画面ファイラの中では一番メジャーなのではないかと思います。
多機能で、二画面ファイラでできることはたいてい出来ます。カスタマイズも相当色々できます。あと更新が頻繁にあるのが素晴らしいです。

Paper Plane xUI


基本一画面ファイラなのですが、二画面にもできます。
軽いし多機能だし色々カスタマイズできる。こちらもあふと同じく、更新が頻繁にあります。作者さんがとても親切だったりする。
また、カスタマイズが非常に難しいということでも有名。でも、最近だとカスタマイザーも充実してきてそれほどでもない・・・かな?

内骨格


あふに影響を受けたファイラー。Pythonで拡張できるところが特徴でしょうか。
ここで挙げた中でも比較的最近出てきたファイラで、今後に期待!です。

だいなファイラー

初心者にとってはあふよりとっつきやすいかもしれません。あと背景を透過することができます。