PPxとfenrirの連携
PPxとfenrirの関係
PPxとfenrirというのは、生ハムとメロンのような関係です…というのはあふとcraftlaunchについて用いられてた比喩ですね。
PPxとfenrirとを連携させることで、次の二つのことができます。
- PPxの表示パス変更
- ファイル操作での操作先の指定
PPxの表示パス変更
PPxの表示パス変更というのは、fenrirで選択したパスをPPxで開くということです。
PPx独自でも、登録フォルダにジャンプをするだとか、ツリーを辿るだとかはできますが、fenrirを使ってフォルダ移動をするほうが絶対に早いです。
ファイル操作での操作先の指定
ファイル操作での操作先の指定というのは、一画面でPPxを使っている場合、必須のテクニックです。
移動やコピーなどのファイル操作を行う為には、移動元と移動先の二つを指定しなければなりませんが、一画面では一方しか指定できません。そこで、その操作を補うのにfenrirを利用します。
PPxの表示パス変更
準備
cmdフォルダ内に、2f.txtを作成します。これをエディタで開いて、次をコピペします。
2f.txt
[.\\\; PPx | D:\bin\ppw\PPCW.EXE -r "%P" ] [.???; PPx | D:\bin\ppw\PPCW.EXE -r -k %J"%P" ]
ファイル操作での操作先の指定
準備
cmdフォルダに4m.txtと4c.txtという名前でファイルを作り、それぞれに次をコピペ。4m.txtの方が移動。4c.txtの方がコピーのコマンドです。
4m.txt
[.***; PPxMove | D:\bin\ppw\PPCW.EXE -r -k *file !Move,,"%P" ]
4c.txt
[.***; PPxCopy | D:\bin\ppw\PPCW.EXE -r -k *file !Copy,,"%P" ]
ファイルを移動したいときの使い方
- PPxを起動し、移動させたいファイルにマークをします。ひとつしか無ければ、マークをせずカーソルを置くだけでもいいです。
- fenrirを起動。カチャカチャして、移動先のフォルダパスを選択します。
- Shift+Mを押します。
- すると、File Operation Optionsというダイアログが出ます。入力欄にある移動先があっているかどうかを確認してから、Enter。
移動したいファイルをマーク
移動先のフォルダをfenrirで選択してShift+M
ダイアログが出るので確認してEnter
これで、PPxでマークしたファイルが、fenrirで選択したフォルダに移動します。この画像では、D:\data\memoにあるhoge.txtとfuga.txtをD:\workに移動させています。
ファイルをコピーしたいときの使い方
コピーの際も同様です。Shift+Cと押す以外は、上と同じ過程を辿ります。
- PPxを起動し、コピーしたいファイルにマークをします。ひとつしか無ければ、マークをせずカーソルを置くだけでもいいです。
- fenrirを起動。カチャカチャして、コピー先のフォルダパスを選択します。
- Shift+Cを押します。
- すると、File Operation Optionsというダイアログが出ます。入力欄にあるコピー先があっているかどうかを確認してから、Enter。